


THE RAW BLAXXは「無法者」と言われ続けているが、そんなことはない。彼らは何にも左右されない、真のラケンローラー(ロックンローラー)なだけである。
ハードコア級のスクリームとJ-POPまがいのキャッチー&泣けるメロディ、そしてグランジを凌ぐ極悪へヴィネスを持ちながらその核はハード・ドライヴィンなロックンロール。
彼らのライブを見た誰もが「ローブラおっかねー」と言いながらもその楽曲に、メロディに泣く(メンバーが乱暴者だから泣かしているわけではない)。簡潔に言うとこの作品は、世界で最もタチの悪いロックンロールだ。