
(09/07)
いよいよ今週末12日に迫ったMTV Video Music Awardsでの出演も決まったラッパー、カニエ・ウェスト(Kanye West)が、昨年の同式典で受賞スピーチを遮るという暴挙の被害者となったテイラー・スウィフト(Taylor Swift)に対して改めて謝罪を述べ、テイラーのために歌まで作ったと明かした。
カニエは4日、「Twitterの趣旨からは外れるが、皆にもありのままの俺の気持ちを知ってもらいたい」と前置きした上で昨年の事件について「強い気持ちの高ぶりが抑えきれず、アルコールも手伝って極めて不快な時間となった。俺はジョージ・ブッシュのようだった。メディアはこぞって俺を悪者仕立て上げ、みんな俺の言うことには耳もかさず、音楽も売れなくなった。傷は深かった。レディー・ガガ(Lady Gaga)とのツアーは中止、自分のアパレルブランドも封印した。自分の暴挙の影響の大きさを初めて痛感した。白人の女の子から'私達が嫌いなんでしょ’と言われたこともあった。ネットには‘死ね’という文字が氾濫していた」などと当時の心境を振り返った後、「テイラーのために曲を書いた。とても美しい曲だから、彼女に歌ってもらいたいね。ダメなら俺が彼女のために歌うよ。彼女は俺の問題とは無関係で何が起こったのか理解できなかっただろう。彼女は夢を持った普通の女の子だ。俺は32歳の子供だった。悪夢から覚めて、鏡の中の自分に‘大人になれよ’とつぶやいた。これは人種問題ではない。テイラーもラップを聞くだろうし、俺もカントリー音楽が好きだ。心を取り戻したから、俺の意見を世間にメッセージしていくつもりだ。この言葉から始めよう。申し訳ない。テイラー」などと約2時間かけて何度も連続投稿を重ねた。
さらにその日、カニエは、テイラー・スウィフトのTwitterのフォローを開始。カニエがフォローするのは、これでジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)に続いて2人目となった。
関連して、クリスマスまでの毎週金曜日に新曲アップを宣言したカニエ・ウェスト、先週は"Devil in a New Dress"というタイトルの曲を発表している。(t)
ニュース提供:bmr.jp
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