
(09/13)
12日に行われた米MTVの音楽賞、Video Music Awards授賞式で、昨年の式で起きたテイラー・スウィフト(Taylor Swift)受賞スピーチ中のカニエ・ウェスト(Kanye West)乱入事件をそのままひきずって、テイラーとカニエそれぞれがパフォーマンスの中にお互いへのメッセージと受け取れる内容のパフォーマンスを披露して話題を呼んでいる。
テイラー・スウィフトは“Still an Innocent”という楽曲を歌ってみせたは、「あなたは間違ったかもしれない」「綱渡りのなかでバランスを取れなくなった」「大丈夫、先を見ましょう、あなたの光はまだ強く差して来る」と歌うなかに「32歳でまだ成長している」という、カニエを示す歌詞を織り込んで皮肉をきかせている。この曲は10月25日発売予定の新作“Speak Now”にしっかり収録予定だという。
対するカニエ・ウェストは式典のオオトリに鮮やかな赤いスーツと赤いスニーカーという組み合わせで登場。カニエ自らサンプラーをたたいてトラックを演奏し、ラップ・デュオ、クリプス(Clipse)のプシャ・T(Pusha T)がサポートに登場するという演出で新曲“Runaway”を披露した。カニエ・ウェストはこれまでに何度もテイラーへの謝罪コメントを発表しているが、悪びれることなく「バカどもから逃げ出せ!」という内容を安定した歌声で歌い切り、この日唯一となる観客からのスタンディング・オベイションを受けている。
ネット上では既にそれぞれのファンがどちらが良かったかという論争が繰り広げられており、共に新作リリースが予定されている両者にとっては効果絶大なパフォーマンスとなったようだ。
ニュース提供:bmr.jp
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