
(09/16)
以前にマライア・キャリー(Mariah Carey)の弁護士が出版差し止めに動いていた元恋人ダミザ(Damizza / Da Mizza)の暴露本が、遂に出版されるようだ。
ダミザはラジオ局出身のヒップホップ・プロデューサー/アーティスト。Power 106の名で親しまれているロサンゼルスの人気ラジオ局で敏腕ディレクター/重役として業界に強い影響力を持ち、プロデューサーとしてもボーン・サグスン・ハーモニー(Bone Thugs-N-Harmony)、ジャ・ルール(Ja Rule)、TQ、コラプト(Kurupt)、ウエストサイド・コネクション(Westside Connection)、ネイト・ドッグ(Nate Dogg)らを手がけたことで知られている。マライアとは特に1999年から2005年頃の間、"Crybaby"などのプロデュースや、"I Still Believe (Pure Imagination)"などのリミックスで頻繁に仕事をしてきた仲。
そのダミザは以前から作家のJ・マーシャル・クレイグ(J. Marshall Craig)と共に"Guilty By Association"という本の執筆を進めていた。そしてこの本では、マライア・キャリーとの「4年間にわたる熱烈な個人的関係」を「この業界で最も情熱的だった恋愛のひとつ」と描写しており、マライアと交際していたとするダミザが本の中でプライベートを暴露していると考えられる。そのため、2008年にはマライア側の弁護士が本の出版の差し止めに動いていると報道されていた。
しかし、遂にこの暴露本が出版されるようだ。発売日が10月10日に決定したことが発表され、ダミザはその内容について、「これは真実だ。俺は音楽業界のことに関しちゃ、よーく知ってるからな」とコメント。マライアとの交際話だけでなく、彼女をこちらも交際の噂があったエミネム(Eminem)に紹介したという話や、ドクター・ドレー(Dr. Dre)の"Detox"発売が遅れている理由、またジェイ・Z(Jay-Z)がいかにDef Jam Recordsに対して力を持っていたかなど、長年音楽業界にいた者ならではの暴露話が本の中で述べられているという。"Guilty By Association"はTwo Harbors Press社から発売される予定。(s)
ニュース提供:bmr.jp
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