
(09/16)
本国アメリカで新作を発表した若手人気R&Bシンガーのトレイ・ソングス(Trey Songz)だが、来週の米Billboardチャートの首位争いは、Warner Music Groupのレーベルメイト同士であるリンキン・パーク(Linkin Park)との一騎打ちとなりそうだ。
トレイ・ソングスは今月14日に全米でニューアルバム"Passion, Pain & Pleasure"を発表。ニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)参加の1stシングル"Bottoms Up"はチャート上昇中で米BillboardのR&Bチャートでトップ10に入るなど好調。大手ディスカウント・チェーンのTargetで行われたリリース・パーティではレーベルメイトで映画でも共演したT.I.が祝いに駆けつけ、またトレイは今週からアッシャー(Usher)のツアーに参加するなど、注目度も上がっている。このトレイの新作は初週で23万から25万枚のセールスになると予想されている。これは前作"Ready"の初週セールスの倍近い数字で、彼の人気急騰ぶりがうかがえる結果となりそうだ。
この好調なトレイのライバルとなるのが、同じWarner Music Groupに所属するリンキン・パークのニューアルバム"A Thousand Suns"。1stシングル"The Catalyst"。すでに米Billboardのロック・チャート1位を制した彼らだが、この新作の初週セールスは25万から26万枚と、トレイよりやや上の数字が予想されている。しかし、総合となるHot 100チャートでは、トレイの"Bottoms Up"がじわじわと上昇し現在17位に付けているのに対し、リンキン・パークの"The Catalyst"は先月に最高35位を記録したのに留まっており、勢いではトレイの方が上であるとの見方もある。
トレイ、リンキンに続くのはカントリー歌手のジェイミー・ジョンソン(Jamey Johnson)の新作で、これは初週で6万枚から6万5千枚と見込まれているため、来週のチャート・トップ争いはトレイ・ソングスとリンキン・パークの一騎打ちとなりそうだ。(s)
ニュース提供:bmr.jp
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