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今年11月にも発売されると言われている故マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の未発表曲集だが、かつてマイケルと共に"Thriller"などの傑作を作った大御所プロデューサー、クインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)はこのプロジェクトに関わっていないようだ。
マイケル・ジャクソンの未発表曲集は、"Thriller"時代に作られた曲も収録されると言われているが、マイケルと共に"Thriller"を産み出した御大クインシー・ジョーンズは、先日RollingStone.comのインタヴューにて「マイケルの未発表曲集について何かご存知ですか?」と尋ねられると、「いや。彼らがリリースについてどういう話をしているかも知らない」と全く関与していないことを明らかにした。続いて「未発表曲集は発売してもよいと思いますか?」という質問にたいしては、「まず聴いてみないことにはね。どういうものをリリースするつもりなのか全く知らないから、コメントのしようがないな。未発表曲なんてたくさんあるんだし。"Thriller"じゃ9曲選ぶのに800曲の中から決めなきゃいけなかったんだ。しかも実を言うと、そこからさらに弱いなって曲を4曲選ばなければならなかったんだ。その4曲の代わりに"Lady In My Life"、"P.Y.T"、"Human Nature"、そして"Beat It"を入れたかったからね」と答えている。また、マイケルと最後に話したときには、This Is Itツアーの米ロサンジェルス公演を一緒にやろうと語っていたというエピソードも明かしている。
現在クインシー・ジョーンズは、今のR&B/ヒップホップを代表するアーティストたちと共にクインシー楽曲をリメイクする"Q: Soul Bossa Nostra"を制作中。エイミー・ワインハウス(Amy Winehouse)が参加した曲について、「エイミーのサウンドになったよ。誰もが"彼女をつかまえるなんて無理だ"なんて言ったけど、エイミーとマーク・ロンソン(Mark Ronson)はちゃんと来てレコーディングしてくれたよ。エイミーは素晴らしい声の持ち主だ。異星から来たみたいだね」と述べた。
この"Q: Soul Bossa Nostra"にはエイミーの他に、ジェニファー・ハドソン(Jennifer Hudson)、T-ペイン(T-Pain)、ロビン・シック(Robin Thicke)、アッシャー(Usher)、LLクールJ(LL Cool J)、タイリース(Tyrese)、テヴィン・キャンベル(Tevin Campbell)、ジャーメイン・デュプリ(Jermaine Dupri)など20組を越える豪華メンバーが参加する予定。クインシー・ジョーンズのニューアルバム"Q: Soul Bossa Nostra"は、全米で11月9日に発売予定。(s)
(photo by Вени Марковски)
ニュース提供：bmr.jp
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