
(10/07)
今年1月に亡くなったテディ・ペンダーグラス(Teddy Pendergrass)の遺産を巡って、遺族のあいだで争いになっていることが明らかになった。
故テディ・ペンダーグラスは、その熱く情熱的な歌声で数々の名曲を生んだR&Bシンガー。日本でもテディペンの愛称で親しまれ、特に"Do Me"はヒゲダンスのBMG「ヒゲのテーマ」として有名。その彼の遺産を巡って争っているのは、息子のテディ・ペンダーグラス2世(Teddy Pendergrass II)と、テディ・ペンダーグラスの後妻であるジョアン・ウィリアムズ(Joan Williams)。テディ2世は、彼を遺産管財人とし、また彼のみを遺産受取人と任命する遺言を2009年5月に父から受けたと主張している。一方で未亡人となったジョアンは、彼女をテディの代理人とする、2009年5月以降の日付の遺言状を所有していると主張している。双方の弁護団は来週にも顔を合わせ話し合うとしている。ジョアン側の弁護士によれば、今回の件は金銭問題ではなく、テディの遺した功績について争っているのだと話しており、テディ・ペンダーグラスはほとんどの曲について作詞作曲に関わっていないため、印税収入はほとんど見込まれないことがその証明であるとしている。
テディ・ペンダーグラスは、彼のステージで踊っていたダンサーの女性と1987年に結婚したが、この女性とは2003年に離婚。2008年にニューバランス社の重役であるジョアンと再婚した。今年1月13日に亡くなった彼の葬式は、ジョアンと元妻によって別々に2度行われている。(s)
ニュース提供:bmr.jp
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