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ジャズ界の偉人ナット・キング・コール(Nat King Cole)の娘で、その父との疑似デュエットなども収録した"Unforgettable"などで数々のグラミー賞も手にしているベテラン・シンガー、ナタリー・コール(Natalie Cole)が、いまなおC型肝炎で闘病中であることを告白した。
ナタリー・コールは来月9日に新しい自叙伝"Love Brought Me Back: A Journey of Loss and Gain"を上梓するが、ここで2年前に公表したC型肝炎で病気と闘っている姿を綴っているという。また、父ナット・キング・コールとの思い出話も多く書かれているとのこと。マーヴィン・ゲイ(Marvin Gaye)の伝記『マーヴィン・ゲイ物語 引き裂かれたソウル』などで知られる作家のデイヴィッド・リッツ(David Ritz)が共同執筆者となっている。彼女は2000年に発売になった自伝で過去のドラッグ使用を告白しており、C型肝炎の感染原因はこのドラッグ使用による可能性が高いと言われている。
ナタリー・コールは2008年7月にC型肝炎にかかっていること、さらに腎臓の病気も患っていることを公表。その前月に行われた来日公演では車いすで登場、一部公演をキャンセルするなどしていた。今年5月に行われた来日公演では前回と一転、元気にパフォーマンスする姿を見せている。(s)
(photo by dbking)
ニュース提供:bmr.jp
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