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T.I.に懲役11ヵ月の判決!
(10/16)
人気絶頂期にあった2007年に違法銃器取引などで有罪判決を受け、実質約7ヵ月の服役を経て今年3月末に釈放されたばかりのT.I.だったが、9月1日に薬物所持で再び逮捕されたことで保護観察規定違反が確定、15日午後、11ヶ月の懲役刑が言い渡された。メディアや関係者を含む傍聴人で法廷は満杯だったという。

検察側は懲役2年を求刑、これに対しT.I.の6人の弁護団は、「薬物の使用は歯の痛みを止めるためで、口腔外科手術後にその許可を受けていた」などと抗弁し、T.I.本人も「混乱しているが、心から反省している。自分の人生からドラッグを切り離したい。私自身と家族のためにも慈悲ある判決を願います」などと弁明、薬物依存治療のためにリハビリ施設に入ることを希望したという。結果、違法薬物に対する陽性反応ならびに合成麻薬エクスタシーの所持、2007年の違法銃器取引にも関与していたとされる既決重罪犯コルテス・トーマス(Cortez Thomas)との接触という3点が今回の保護観察身分の取り消し理由となった模様。この判決直前には、裁判所の近くで火災が発生し、一時騒然となるハプニングもあったという。

この日、T.I.は家族と共に帰宅、服役開始まで2週間程度の猶予期間があるようだが、関係者によると、T.I.側は上訴を検討、保釈金の準備もしているとのこと。

余談だが、前日の自殺しようとする男性をT.I.が説得して事なきを得たというニュースに「裁判を有利にするためにT.I.側が仕組んだ事件」との批判が出ていたことについて、T.I.はすぐにこれを否定するコメントを出していた。

また出所後初リリースとして注目も高かった新アルバム"King Uncaged"(=檻から放たれたキング)は皮肉なタイトルとなり、依然リリース日も未定のままとなっている。(t)


ニュース提供:bmr.jp

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