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レディ・ガガ(Laday Gaga)に代表される昨今のエレクトロ・ポップスの世界的大流行に、90年代後半にヒップホップやR&Bに過去のジャズやソウルを融合させたスタイル‘ネオ・ソウル’の旗手として音楽シーンに登場したエリカ・バドゥ(Erykah Badu)が現在のポップミュージックについて一石を投じている。
今年3月に公開したミュージックビデオ"Window Seat"では、ジョン・F・ケネディ(John F. Kennedy)元アメリカ大統領が暗殺されたダラスを舞台に、自ら銃殺されるという衝撃的なシーンをゲリラ撮影するなど、自身のバックボーンに裏打ちされたメッセージを音楽にのせて発信し続けているエリカ・バドゥ。そんな彼女がTwitter上に「皆はどうやって過ごしているの? 私達の音楽がダサくてくだらないテクノ・ポップスに変わっていく」「ちょっと考えてみて。今までそんな音楽を聞いていたかしら。ファンクはどこへ行ったの?」「今日はラジオで6曲連続テクノ・ポップスを聞いたわ。ヒップホップ・チャンネルでよ。私はどこにいるの?」などとフォロワーに議論を投げかけるようなコメントを投稿。続いて「若い人たちの意見が聞きたいわ。私が最近のテクノ・ポップスに文句を言うのは簡単よ。聞いてきた音楽が違うから。でもあなた達はどう感じているの? 決して非難したりはしないわ。あなたたち若者世代の音楽だってことは分かっている」と若者たちにも意見を求めている。
さらにエリカは「テクノ・ポップスでラップしているMC達は、自分自身を恥じるべきね」ともツイートしている。(t)
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ニュース提供:bmr.jp
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