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ヒップホップという枠を越えた大スター、ジェイ・Z(Jay-Z)をそのデビューから支え、またアパレルへの事業展開などビジネス面でも大きな成功を成し遂げた音楽レーベルRoc-A-Fella。ジェイ・Z、デイモン・ダッシュ(Damon Dash)らと共に同レーベルを創業した‘第3の男’Biggsことカリーム・バーク(Kareem Burk)が今月15日、大規模な大麻密売網に関わっているとして逮捕された。
これはNew York Daily News紙が報じているもので、ここ20年来、米ニューヨークを中心に組織的に形成された大規模な大麻販売の組織網を今月15日に米当局が一斉摘発。証拠集めなどの捜査期間が18ヶ月間に及んだという「グリーン・ヴェノム」作戦のもと、連邦捜査官は43名の容疑者を逮捕したのだが、その1人がバークだったという。この摘発で、総計で177ポンド(約80kg)の大麻と、利益の一部と見られる100万ドル(約8,100万円)以上の現金が押収された模様。これまで1000キロの大麻を不法に流通させたという大規模密売網にバークは1992年から関与しているとの容疑があり、有罪となれば最大で懲役10年の刑を受ける可能性があるとのこと。
大麻ないしマリファナは、麻を原料に、主に乾燥させた葉などを煙草の要領で吸引するもので、吸引者には多幸感をもたらし、神経をリラックスさせる効果があることから世界的に麻薬の一種とされている。比較的危険度の低いソフト・ドラッグとして古くから人気が高く、米カリフォルニア州など一部では傷病の痛みを軽減するために「医療大麻」の試用なども開始されているが、違法であることには変わりはない。
ニュース提供:bmr.jp
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