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先週、違法薬物所持で保護観察身分が取り消され、懲役11ヶ月を命じられたラッパーT.I.が18日、地元アトランタのラジオ局V-103の人気パーソナリティー、ライアン・キャメロン(Ryan Cameron)の番組に出演、服役前の心境などを率直に語った。
T.I.は、「アスリートなら子供のころから高校や大学でトレーニングを受けて、段階を経てプロになる。だが俺の場合はすべて試練や失敗から、もう同じ過ちを繰り返さないことを学んだ。俺の逮捕記録は人生のやり直しの記録だが、今度が最後のレッスンだ。刑期を終えたらひと回り成長できるだろう。俺は欠点だらけだ。その責任は取らなければならない。今後の計画を立てる時間はある。だが口約束ではなく、音楽や行動を通じて皆に語りかけようと思う。後は神様のお導きに従うまでだ」などと語り、ファンに対しては「心から謝りたい。このような状況でも応援してくれる皆には申し訳ない気持ちで一杯だ。お詫びの気持ちは言葉ではなく行動で示していきたい」とメッセージを寄せた。
今回のインタビューには、同じビルでT.I.が自殺を食い止めた青年ジョシュア・スタークス(Joshua Starks)も同席。T.I.は「事件から多くのことを学んだだろう。きっと良くなる。俺たちの前には乗り越えなければならないことがたくさんあるが、前に進むしかない」などとアドバイスを送った。このドラマチックな救出劇が判決直前だったために、情状酌量を受けるためにT.I.側が仕組んだ狂言との噂が流れたが、T.I.はすぐさまこれを否定、さらにジョシュアの母親も同番組で「警察から電話をもらって息子を説得したけど、聞き入れてもらえなかった。彼は仕事もなく、様々な問題を抱えて絶望していた。ヤラセだなんてとんでもない。T.I.には心から感謝している」などと証言している。
関連して、再度の服役決定によりT.I.は、男性用フレグランスボディスプレー‘AXE’のアドバイザー契約が白紙になったほか、新作“King Uncaged”のリリース日も依然未定のままとなっている。また服役開始日は11月1日と推測されている。(t)
ニュース提供:bmr.jp
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