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今年はマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の未発表曲集が発売されると言われているが、なんとマイケルの未発表写真を含めた写真集が発売された。
今年6月頃にマイケルが左目を青く塗った未発表写真が突然ネット上で公開されたが、この写真を含めたマイケルの写真集が発売された。これは、マイケル最後のオリジナル・アルバムとなる“Incincible”の撮影を行ったフランスの写真家、アルノ・バニ(Arno Bani)によるもので、未発表写真もマイケル直々に指名され1999年に行われた“Incincible”のフォトセッションで撮影されたものだという。この作品は全202ページにおよび、フォトセッションの際の裏話も披露されているのだとか。掲載されている写真は4種ある未発表ショットの角度違いなどがほとんどで、その他にはセッション風景を収めている。また、12月13日にこの未発表写真のプリント・オークションが行われる予定。この写真集はこのオークションのカタログも兼ねており、日本でも『MICHAEL JACKSON 不滅のキング・オブ・ポップ』として発売されている。
撮影時はアルノ・バニの勧めでマイケルは髪を短くし、撮影後また伸ばしたのだという。バニによれば、「彼は自分の顔が本当に嫌いだったんだ。髪を長くすることで、彼はそれを隠せたんだ」とマイケルが髪を長くしていた理由を説明している。
なお、この未発表写真が使用されなかったのはマイケルが気に入らなかったからだと彼のメイクを担当していたカレン・フェイ(Karen Faye)が今月Twitterで明かしている。カレンによれば、アルノ・バニが写真に手を加え、女性的でファンタジー的な加工をしたことがマイケルの意に反していたようだ。所属していたSony側もマイケルと同意見だったようで、そのため実際に発売された“Invincible”ではアルバート・ワトソン(Albert Watson)による写真が使用されている。(s)
ニュース提供:bmr.jp
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