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ニッキー・ミナージュ、デビュー作のセールスを今から心配
(10/28)
先日は米ケーブルTV局BET主催の音楽賞BET Hip-Hop Awardsで最優秀新人賞を含む最多の3部門を獲得するなど勢いの止まらない女性ラッパー、ニッキー・ミナージュだが、間もなく発表予定のデビュー作の売れ行きが気になって仕方ないようだ。

ニッキー・ミナージュは満を持して全米で11月22日にデビュー・アルバム“Pink Friday”をリリースする。デビュー作発表前から数々の記録を作り上げて大ブレイクしている彼女だが、意外にもセールスを心配しているという。ニッキーやドレイク(Drake)、リル・ウェイン(LIl Wayne)らの所属するレーベル、Young Moneyの社長であるマック・メイン(Mack Maine)は「彼女は発売初週(の売り上げ)が気になって仕方ないようだよ。“ドレイク(Drake)は(46万枚も)売った。私は何枚売れると思う?”って、まるで売れないみたいな言い方をしてるよ」と語っている。そのため、マック・メインはニッキーにたいし、「ウェインの成し遂げたこと(=発売初週で50万枚を売ったこと)には捕われるな。発売初週をピークだと考えるな。それじゃそこから下降していくだけだろ? そしたらどうなる? おまえが初週に1万枚しか売れなくたって俺は気にしないよ。そっから最終的に500万枚売れればいい。俺たちは初週で30万枚売るような奴よりもうまく、賢くやっていくんだ」と励ましたという。

また、完成したアルバムの大半を聴いたというマック・メインは、「ニッキーは才能がある。全曲がポップってことはない、アーバン・ミュージックのファンに向けた曲もちゃんとあるよ。ニッキーはラップだけじゃなく歌も歌える。みんな“Right Thru Me”を気に入ってくれるだろう」と、ミュージックビデオが公開されたばかりの新曲“Right Thru Me”をさりげなく宣伝している。

また、ウィル・アイ・アム(will.i.am)とのコラボ曲“Check It Out”のミュージックビデオも先日公開されたばかり。バグルス(the Buggles)の「ラジオ・スターの悲劇」をサンプリングしたポップなこの曲を、“ハラジュク・ガール”を名乗るニッキーは「日本の文化とアニメに捧げたような歌」と説明。ビデオでは何を勘違いしたのか、全編に韓国語が登場しているが、ウィルは韓国の女性グループ、2NE1(トゥエニーワン)のアメリカ進出作をプロデュースする予定があるため、韓国語が使われているのはその伏線ではとも見られている。(s)

ニュース提供:bmr.jp

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