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マイケル、未発表曲集のトラックリスト公開!
(11/12)
リードシングル“Breaking News”も公開され、12月のリリースに向けて俄然注目の集まるマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の未発表曲集だが、その詳細がついに公開された。

マイケル・ジャクソンの公式サイトでついに未発表曲集“Michael”の詳細が発表された。“Michael”からの正式な1stシングルはエイコン(Akon)と共演した“Hold My Hand”となり、今月15日にデジタル配信形式で先行リリースされる。この曲は2007年にレコーディングされたもので、マイケル存命時の2008年に一度音源がリークされ、当初はエイコンのアルバム“Freedom”に収録予定と噂されていた。最終的に未発表のまま終わっていたが、ついに正式にリリースされることになる。エイコンは、ようやくのリリースについて、「数年前にリークされたときは、まだ世界は“Hold My Hand”を聴く準備ができていなかった。我々はそれに落胆していた。だが時は来た。私はマイケルという、私にとっての永遠のアイドルと仕事ができる機会を持てたことを、本当に誇らしく思っている」と述べている。

他にもレニー・クラヴィッツ(Lenny Kravitz)のほか、ギャングスタ・ラッパーの50セント(50 Cent)という意外なゲストの名も明らかになっている。また、先日にはマーク・ロンソン(Mark Ronson)がこのアルバムに参加していることを明らかにしていた。以前にマネージャーのフランク・ディレオ(Frank DiLeo)が語っていた“Thriller”時代の未発表曲という“Don't Be Messin' Around”という曲が収録されていないなど、当初の発表とは内容が変わっているようだ。今年8月にディレオが発表した際にはエイコン、ウィル・アイ・アム(will.i.am)、ニーヨ(Ne-Yo)らの制作した曲があると説明されている。

なお、「マイケル本人が歌っていない」とする曲が一部あるとジャクソン家から抗議を受けている件について、マイケル・ジャクソン財団は改めてこれを否定する声明を発表している。それによれば、疑惑の対象となっている2007年のエディ・カシオ(Eddie Cascio)家でのレコーディングのものは“Michael”に3曲収録されており、その中にはテディ・ライリー(Teddy Riley)が改めてプロデュースを手がけた“Breaking News”も含まれている。そして当初は財団側も‘カシオ・テープ’の3曲についてマイケルの声が本物なのか疑問があったという。そのため、テディ・ライリー(Teddy Riley)やブルース・スウィーデン(Bruce Swedien)といった長年マイケルと仕事をしてきたことのあるプロデューサーやエンジニア6人に依頼し、元の‘カシオ・テープ’の音源を聴いてもらい診断してもらった結果、6人全員がリードヴォーカルに関してマイケル本人が歌っているという結論に至ったとのこと。また、マイケルの楽曲に数々関わっている鍵盤奏者のグレッグ・フィリンゲインズ(Greg Phillinganes)、『THIS IS IT』にも登場している長年のヴォーカル・コーチ、ドリアン・ホリー(Dorian Holley)の2人もまた、間違いなくマイケルの声だと太鼓判を押したという。

“Michael”は全米で12月14日、日本で12月15日発売予定。(s)

マイケル・ジャクソン “Michael” トラックリスト
01. Hold My Hand (duet with Akon)
02. Hollywood Tonight
03. Keep Your Head Up
04. (I Like) The Way You Love Me
05. Monster (feat. 50 Cent)
06. Best Of Joy
07. Breaking News
08. (I Can't Make It) Another Day (feat. Lenny Kravitz)
09. Behind The Mask
10. Much Too Soon

ニュース提供:bmr.jp

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