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ラップや音楽性の双方を高く評価されながら、正規リリースはいくつかのデジタル・シングルのみにとどまっていたラッパー、ジェイ・エレクトロニカ(Jay Electronica)がジェイ・Z(Jay-Z)のRoc Nationレーベルと契約。ついにメジャーデビューに向けて動き出した。
12日夜、米ニューヨークで多数のヒップホップ/音楽メディアを集めてのイベントが行われ、ジェイ・Zが自らジェイ・エレクトロニカとの契約を発表。ジェイの才能を「ヒップホップの魔法」「素晴らしいボーカリスト、魔法使い」と紹介。スーツ姿のジェイ・エレクトロニカ本人が登場して新曲のライブパフォーマンスを行った。
またその後、会場でジェイ・Z、シャルロット・ゲンズブール(Charlotte Gainsbourg)、ザ・ドリーム(the-Dream)をゲストに迎えた“Shiny Suit Theory”という曲も流されたという。この曲はピート・ロック&CLスムース(Pete Rock & CL Smooth)の“I Got Love”で知られるアンバサダーズ(the Ambassadors)“Ain't Got the Love (Of the One Girl on My Mind)”をサンプリングしたトラックとなっている。
ミックステープ作品“Style Wars Ep”やデジタル配信した“Exhibit”シリーズなどが高く評価され、エリカ・バドゥ(Erykah Badu)との間に子供をもうけたことでも知られるジェイ・エレクトロニカ。ジャスト・ブレイズ(Just Blaze)やディディ(Diddy)らにバックアップされつつも、これまでメジャー契約の話は具体化していなかっただけに、今回の決定は驚きと喜びをもって迎えられている。
ニュース提供:bmr.jp
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