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先日、関係者の‘つぶやき’で話題となったばかりのドクター・ドレー(Dr. Dre)の新作“Detox”だが、新曲"Kush"が米現地時間の15日にネット上に流出、世界が待ち続けているサードアルバム"Detox"の公式シングルとして準備されている動きが伝えられている。
ラジオ・インタビューに応じたドレーは、今年6月に公式シングル候補最有力とされたジェイ・Z(Jay-Z)との"Under Pressure"がリークされた時と同様に不快感を示しつつ「もう誰も今のテクノロジーを止められない。リークされたのはひとつ前のバージョンだ。不愉快だが、みんな気に入っているようなら完成させるべきかな。だがこの曲がアルバムのコンセプトだと思ってほしくない。こんな内容はこの1曲だけだ」などとコメント。スヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)、エイコン(Akon)をゲストに迎えた同曲がマリファナ賛歌であるために、ファースト・シングルとしての発表を躊躇している胸の内も明かし、｢シングルとしては発表しないだろう｣とも発言している。しかしその一方で、今月22日にはiTunes Storeで発売予定との情報も漏れ聞こえている。
また"Detox"自体の現状については「もうゴールは見えている。ほとんど完成した。最終仕上げと権利関係の取得などが残っているだけであと30日位かかるだろう。義務感ではなく納得したかたちで発表したいだけなんだ」などと語り、同作からは6曲分のミュージック・ビデオ制作を予定しているほか、プロモーション・ツアーも‘一応’企画に上っているとのこと。
ドクター・ドレーは、来月発売される米ヒップホップ雑誌XXLの表紙への登場も決定、編集長直々のインタビューで「音楽への愛と情熱は変わらないが、(レコーディング)ブースに入ってラップする、ってのはもう終わりだ」と語る一方、現在は1日15、16時間、週6日はスタジオに入っており、「ちょっと昔に戻って、ファミリーと一緒に時間を過ごしてるんだ」と"Detox"の制作秘話を語っており、年内もしくは新年早々のリリースに期待が高まっている。
ニュース提供：bmr.jp
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