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満を持してリリースしたデビュー作“Pink Friday”の売れ行きも気になる次世代女性ラッパー、ニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)が、エミネム(Eminem)とのコラボでも話題性充分の新曲“Roman's Revenge”が、やはり大先輩の女性ラッパー、リル・キム(Lil' Kim)をターゲットにしたものであると告白した。
“Roman's Revenge”を聞いて、先に‘口撃’を仕掛けてきたキムに対し、当初は「相手にしない」という態度を取っていたニッキーだったが、先週末、NYの人気ラジオDJアンジー・マルチネス(Angie Martinez)の番組内で「ケンカを売るなら注意深くやるべきね。これは私がこの業界で学んだこと。‘バービー’なイメージが強いけど、私もその気になればラップ・バトルで応戦できるのよ。キムを尊敬しているからこそ、事あるごとに‘悪ふざけはほどほどに’って言い続けてきたけど、まだ分かっていないようね。問題はキム自身にあるってこと。フォクシー・ブラウン(Foxy Brown)、イヴ(Eve)、レミー・マー(Remy Ma)……、自分の地位が脅かされそうになると、話題の女性ラッパーを次々に非難してきて、今度は私の番ってわけ? そんなニュースばかりじゃない。音楽はどうしたの? 曲を発表して、ビルボードのチャートに入った時点で反撃させていただくわ。インタビューで私のことばかり語っている場合じゃないわ。負け惜しみにしか聞こえない。マドンナ(Madonna)がレディー・ガガ(Lady Gaga)を妬んだことがある? ヒップホップコミュニティも足の引っ張り合いばかりしないで、お互いの存在に敬意を払うべきだわ。リル・キムがいたから今の私があるように、今度は私が彼女のためにドアを開ける番で、お互い助け合わないとね」などと発言、これまでの女性ラッパー同士の対立とは一線を画す非常に‘大人’なメッセージを発している。
関連して、母国トリニダードへの帰国時のエピソードを含め、今までメディアにさらスことのなかったプライベートに迫るニッキー・ミナージュ初のドキュメンタリー番組“My Time Now”が米現地時間の28日にMTVで公開されるほか、26日からはニューヨークのコスメブランドMACからは、ニッキーをイメージしたポップなピンクの限定口紅“Pink Friday 4”が毎週1色ずつ計4週にわたって発売されるなど、着実に‘新鋭’、‘客演’アーティストからスターへ変貌を遂げつつある模様。(t)
ニュース提供:bmr.jp
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