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各自のソロ活動も含め、ヒップホップ・シーンで長く活躍するウータン・クラン(Wu-tang Clan)とD-ブロック(D-Block)という2つのベテラン・ラップ集団がコラボ・アルバムをリリースする可能性があるという。
D-ブロックやその母体、ロックス(the Lox)のメンバーであるシーク・ルーチ(Sheek Louch)がTwitterで「シーク/ゴーストフェイス・プレゼンツ・ウー/ブロック・アルバムが来年頭に出るぞ……準備しとけ」と明かした。シーク・ルーチとウータン・クランの人気ラッパー、ゴーストフェイス(Ghostface)はこれまでに“Metal Lungie”、“Blue Armor”、“Movie Niggaz”などお互いの作品で何度も共演してきた間柄。シーク・ルーチは、米Vibe誌とのインタビューでは「ゴーストと2ヶ月ツアーを回っていた間に、毎晩曲を書いたりしているうとに自然にできあがったプランだ。俺とゴーストが前面に立って、ウータン・クランとD-ブロックのメンバーがそれぞれ同じ曲でラップする。本物の‘ウータン/D-ブロック’アルバムさ」などとコメント。既にD-ブロックの各メンバーやウータン・クランのレイクウォン(Raekwon)らと話を進めており、さらにウータンのリーダー格で強烈なビートメイカーとして知られるRZAのトラックも収録したいと語っている。
また先日から“Eulogy”という曲がネット上にリークされており、2人の再共演となっているこの曲がゴーストフェイスの新作“the Apollo Kids”(12月21日発売)やシーク・ルーチの新作“Donnie G: Don Gorilla”(12月14日発売)のボーナス曲か、はたまた問題のアルバムに収録される曲かとも噂されている。ただしこの曲は既にNBA選手カーメロ・アンソニー(Carmelo Anthony)とスニーカーのJordanブランドがコラボレートしたMelo M7の発売に合わせて、プロモーションのために公開されたミックステープ・アルバム“Become Legendary”にも収録されており、コラボ作とはまったく関係がない可能性も残る。
「来年頭」というリリース時期は非現実的と思われるが、共にニューヨーク・ヒップホップの一時代を支えた人気グループ同士のコラボレートとなれば注目を集めることは間違いなさそうだ。
ニュース提供：bmr.jp
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