
(01/28)
アカデミー女優にしてグラミー賞も受賞したシンガー、ジェニファー・ハドソン(Jennifer Hudson)の主演で決まっている伝記映画"Winnie"について、モデルであるウィニー・マンデラ元大統領夫人(Winnie Madikizela-Mandela)本人が制作陣を批判している。
南アフリカ共和国で、長年に渡り人種差別政策をとっていた白人政権を打倒、反政府活動家から大統領に就任したネルソン・マンデラ元大統領(Nelson Mandela)の功績は広く知られているが、彼の元妻であるウィニー・マンデラに焦点を当てたこの映画は大きな注目を集めている。ところが彼女が弁護士を通じて発表した声明によると、この映画の制作にモデルである彼女自身が一切関わっておらず、意見を求められてもいないという。具体的なアクションを求めてはいないものの、プライバシーを尊重するよう訴えており、法的措置をとる可能性もあるようだ。
この映画はウィニーの伝記"Winnie Mandela: A Life"をベースに制作されているもので、今年中の公開を予定。しかしジェニファー・ハドソンのキャスティングに南アフリカから反対の声が上がるなど、先行きは波乱含みとなっている。(r)
ニュース提供:bmr.jp
他のニュースを見る
著作権管理団体 許諾番号
JASRAC 6834131012Y30005
JRC X000040A01L
e-License ID18099
(C)Blau