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2000年代に入った当初、メロディアスなラップを武器にヒップホップ・ファンにとどまらずポップ・ミュージック全体での大ヒットを連発。“Suit”、“Sweat”の2作同時発売でどちらもマルチ・ミリオンという驚異的な勢いを誇ったネリー(Nelly)だが、新作“5.0”の売れ行き不振に不満を爆発させている。
先行シングル“Just a Dream”は大ヒットしているにも関わらず、22日発売となったアルバム“5.0”はなんと初週売り上げ6万3,000枚で、アルバム・チャートでも初登場10位に終わった。ネリーはこの状況をレーベルの責任だと非難。Twitterを介して、まず「レコード会社が売れる音楽を作るのがアーティストの仕事」「若いアーティストがレーベルから(予算をもらうために)困難を経験するのは当然のこと」と説明。「ならば、2ヶ月半でシングルを200万枚(※編注:ダウンロード含む)のヒットをもたらすアーティストについては、誰が問題なんだ?」「もし音楽が良くないなら、どうして250万枚も売れる?」と、所属レーベルのプロモーション不足について不満を述べている。
ネリーはこれまですべてのアルバムを初登場3位以内に送り込んでおり、前作からヒットした“Party People”は日本でも定番曲として定着。シングル“Just a Dream”は現在、米シングル・チャート5位を維持、着うたチャートなどで最高1位を獲得している。一部では、今回同時発売となったニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)の話題作“Pink Friday”の宣伝費用に、ネリーに準備されていた予算の半分が回されたとの噂もささやかれている。
ニュース提供:bmr.jp
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