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カニエ・ウェスト、4作連続で初登場1位に。
(12/02)
米ホリデーシーズン商戦の幕開けと同時に注目作のリリースラッシュとなった今週のBillboardアルバムチャートは、やはりカニエ・ウェスト(Kanye West)とニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)のふたりが他を圧倒した。

カニエの“My Beautiful Dark Twisted Fantasy”は49万5,000枚、ニッキーの“Pink Friday”は37万5,200枚を記録し、アルバムチャートで1位と2位となった。それぞれ当初予測より若干セールス数は伸びなかったものの、トップ2タイトルが30万枚を超えたのは、ビヨンセ(Beyonce)の"I Am...Sasha Fierce"(48万2000枚)とニッケルバック(Nickelback)の"Dark Horse"(32万6000枚)が1位と2位になった2008年12月6日付の週以来、2年振り。さらに12位までが10万枚を超えるセールスと、年末商戦らしい週となった。

カニエは今回惜しくも発売初週のゴールド達成(50万枚以上)は逃したものの、4作連続の初登場1位獲得となった。またこれは、発売初週のセールス枚数において、テイラー・スウィフト(Taylor Swift)の“Speak Now”(104万7000枚)、エミネムの“Recovery”(74万1000枚)、シャーデーの“Soldier Of Love”(50万2000枚)に続く今年第4位のビッグセールスとなっている。

一方のニッキーも、98年のローリン・ヒル(Lauryn Hill)の“Miseducation Of Lauryn Hill”(42万3000枚)を越えるかと期待された記録更新には至らなかったが、ローリンに次いで女性ラッパーとしては歴代2位となった。しかしこれに対してニッキーは、「みんなサポートしてくれてありがとう」としながらも、「ローリンのアルバムはジャンルで言えばHip-Hop/Rapにはカテゴライズされないでしょ」とBillboard側に反論、ゆえに「Hip-Hop/Rapのジャンルでは“Pink Friday”こそが女性で最も初週に売ったという歴史を作ったのよ」としている。

また、両者とも前作には及ばなかったものの、ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)の“My Worlds Acoustic”(11万5000枚)とニーヨ(Ne-Yo)の“Libra Scale”(11万2000枚)がそれぞれ7位、9位に初登場、トップ10に滑り込むかたちとなった。(t)

ニュース提供:bmr.jp

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