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先週、自身のレーベルYear Round Recordsからコンピレーション・アルバム“Get Used to Us”を発表したばかりのDJプレミア(DJ Premier)が、今年4月に逝去した故グールー(Guru)の遺したラップ音源をもとに、伝説のヒップホップ・デュオ、ギャング・スター(Gang Starr)の名義によるニューアルバムを制作しているという。
DJプレミア本人がヒップホップ・メディアXXL.comやexaminer.comに明かしたもので、ギャング・スターとして活動した1989年から2004年までの未発表作品が5曲現存しているほか、グールーが2008年以降にヨーロッパでレコーディングしたラップ音源が7、8曲、DJプレミアの元に届いたことをきっかけに、ギャング・スター当時のような曲に仕上げることを決意したという。
同時に、ギャング・スター結成当時からDJプレミア自ら取りためていた膨大な量のライブ及びプライベート映像を収録したDVDも制作されているとのことで、プレミアは「初ライブの映像もあるんぜ。アイス-T(Ice-T)やクイーン・ラティファ(Queen Latifah)、モニー・ラブ(Monie Love)も一緒だ。俺とグールーが空港でケンカしているところや、グールーがビッグ・シュグ(Big Shug)と口論しているところも映っている。グールーは誰とでもケンカしていたからな。懐かしい話だ」などと当時を振り返っている。
関連して、DJプレミアは最近、グールーの息子キース(Keith)について「良い子だよ。DJに興味があるようだから、ジェイムス・ブラウン(James Brown)のレコードを渡して研究するように宿題を出した。DJにとって大切なハートを学んで欲しいからね。本気でDJを目指すのかチェックしているところだ」などとコメント、なんとDJの手解きをしている模様。(t)
ニュース提供:bmr.jp
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