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テディ・ライリー、マイケルの声を「加工」したことを認める
(12/16)
ついに発売となったマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の未発表曲集“Michael”だが、このアルバムに関わったプロデューサーのテディ・ライリー(Teddy Riley)がマイケルの声を「加工」したことを認めた。

未発表曲集“Michael”では一部のマイケルの歌声について、ジャクソン家やファンから偽物疑惑を持ち上げられていた。そのためマイケル・ジャクソン財団が、テディ・ライリーなどマイケルと親交の深いミュージシャンやエンジニアらに鑑定を依頼、100%マイケル本人の声であるという声明を発表する事態にまで及んだ。

“Michael”が発売となった今でも一部曲のマイケルの歌声について疑念が渦巻いている中、テディ・ライリーが“Michael”収録曲のマイケルの歌声についてデジタル処理を加えたことを明らかにしたとHollywoodReporter.comが報じた。テディは具体的には、音程やタイミングなどを一音ごとに細かく調整できるMelodyneという音楽ソフトを使い、生のマイケルの歌声に対し音程を上げるなどのデジタル編集・修正を行い、その結果、マイケルの声のビブラートにも「過剰に処理をかけてしまった」という。「声に多少手を加えなければいけなかった。それでみんな彼の声の真偽を問うことになっているんだろう。音楽にうまく沿うようにしなければいけなかったんだ。こんなことになってしまって本当に申し訳ない。でもあなた方はちゃんと正真正銘マイケル・ジャクソンの歌声を耳にしているんだ」と弁解している。

また、テディ・ライリーやエイコン(Akon)らは、まだまだ発表できる曲はあると話しているとBillboard.comが報じている。それによると、テディは「俺のコンピューターの中には、ゴーサインが出るのを待っている曲がある」と述べており、先日ネット上に流出した未発表曲“Blue Gangsta”について、「“Smooth Criminal”の新章、次のレベル」と評しているという。同様にエイコンもまだ曲はあるとしながらも、「問題は完成させられないということだ。マイケルはひとつの曲が完成する前にすぐ次の曲に取りかかる。そしてまた最初の曲に戻って完成させていく(から、残っている曲はまだ完成していない)」と述べた。加えて、同様に“Michael”に関わったトリッキー・スチュアート(Tricky Stewart)も別の取材で、「すでに曲はもらっているんだ。たぶん次のアルバム用のやつだよ、もし次があるならね」と、‘次の未発表曲集’について触れている。(s)

ニュース提供:bmr.jp

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