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カリスマMC/プロデューサーのドクター・ドレー(Dr. Dre)待望のニューアルバム“Detox”だが、いよいよ最終段階に入り完成まで間もないようだ。そしてネット上に共演曲“I Need A Doctor”が流出した盟友エミネム(Eminem)の参加も明らかになった。
先日、ファーストシングル“Kush”のミュージックビデオも公開され、弥が上にも期待の高まるドクター・ドレー待望の新作“Detox”だが、ヒップホップ雑誌XXL誌のインタビューで、「最近までデトロイトでエミネムとレコーディングしていた。アルバム制作も最終段階だ。完成させなければという義務感との葛藤でモチベーションが上がったり下がったりした時期もあったが、今は心底“Detox”のリリースが楽しみになった」とコメント。現時点では来年2月発売予定と報じられているが、制作は順調に進んでいるようだ。
さらに、白人のエミネムをラッパーとして世にだしたことについても、「俺があいつに出会うことがなかったとしても、一緒に仕事をすることがなかったとしても、あいつならどちらにしろ成功を収めていただろう。あいつは才能があるからね。だから、あいつに最初に出会い、世に送りだせたのはむしろ俺が幸運だったといえるね。初めてエムのラップを聴いた時は白人だとは知らなかった。ただ一緒に仕事をしてみたいと思っただけだった。でもむしろ良かったよ。クリエイターとして、イノベイターとして、新しいことに挑戦してみたかったから。今も、最初に会った日にスタジオに入ったときと同じエナジーを俺たちは持っている。俺とエムは、同じレベルの情熱を持ちつづけているんだ」と改めてその才能を絶賛している。
加えて、イメージを一新した新作リリースを21日に控える女性R&Bシンガー・ソングライターのケリー・ヒルソン(Keri Hilson)も“Detox”に参加する模様。ケリーは自身でドレーとレコーディングしたことを明かしている。ただしレコーディングした曲が最終的に採用されるかどうかは、「楽しみに待つ」とのこと。
関連してドレーは、“Detox”のプロモーションとして、米ソーシャルゲーム大手のZynga社との提携を発表。FacebookやMySpaceで人気を博しているゲーム“Mafia Wars”シリーズと絡んで“Hustlin' wit Dre”というキャンペーンを展開。公式シングル“Kush”が提供され、ドレーからの独占メッセージを観ることができるほか、ドレーがプロデュースするヘッドフォンBeats By Dreや“Detox”のサイン付CDが賞品となるコンテストも企画されている。(t)
ニュース提供:bmr.jp
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