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デビューできないJ・コール、Roc Nationに不満?
(12/20)
ここ数年、これまでになく「新世代」と呼ばれるアーティストが増えているヒップホップ・シーンだが、そのひとりとして取り上げられ、早々にジェイ・Z(Jay-Z)率いるRoc Nationレーベルと契約した期待の新人ラッパー、J・コール(J. Cole)が、いまだにデビュー作を発売できない苛立ちを露わにしている。

ジェイ・Zが2008年に設立したRoc Nationの第一弾アーティストとして契約、ジェイ・Zの“The Blueprint 3”などに参加しているJ・コール。彼によると、デビュー作は当初、2010年10月26日に発売されるはずだったという。だが彼の生活は連続してスタジオに入りレコーディングに集中できるスケジュールではなく、少しレコーディングしてはライブツアーのために旅に出るという繰り返しだと不満をもらしている。現在のところ、デビューアルバムのリリースは2011年春を予定。もっとも、Roc Nationとレコード契約を結んでいるアーティストで設立者のジェイ・Z以外にアルバムを発表できている者はまだいないのも現状だ。

J・コールは今年初めにシングル“Who Dat”をリリース、大きなヒットにはつながらなかったものの、11月にはミックステープ・アルバム“Friday Night Lights”を発表。リリース時にはGoogle検索ワード・ランキングで2位にまで浮上するなど、ネット上での話題をさらった。このミックステープはヒップホップ・メディアAllHipHopの評価で10点満点を記録するなど、話題性だけでなく内容についての評価も高まっている。彼自身、この人気ぶりには大きな自身を得ているようで、「超ヤバいアルバムをリリースしたのに一般には知られない、なんてことになるのはまっぴら」と強気にコメント、来年に向けてと意気盛んなようだ。

ニュース提供:bmr.jp

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