最新R&B,HIPHOPニュース

50セント、新レーベル立ち上げなどさらにビジネス拡大へ
(12/20)
ラッパー、俳優業だけに留まらず、ファッションブランドや出版社、さらには映画制作会社を立ち上げるなど多方面でそのビジネスの手腕を発揮している50セント(50 Cent)が、新たな音楽レーベルの立ち上げを発表した。

先ごろ発売された故マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の未発表曲集“Michael”に、共演曲“Monster”が収録されたことが彼自身にとって久々の音楽関連ニュースとなった50だが、今度は新レーベル、G Note Recordsの設立をTwitterで発表。同時にG Note第一弾アーティストとして、2006年にG-ユニット(G-Unit)入りしていた、アリゾナ州フェニックス出身のラッパー、ホット・ロッド(Hot Rod)と契約を済ませていることも明かした。

ホット・ロッドは、デモテープが偶然50セントの手に渡ったことをきっかけに当初は50セントのレーベルであるG-Unit Recordsと契約。ドクター・ドレー(Dr. Dre)が手がけ、メアリー・J.ブライジ(Mary J. Blige)がゲストという豪華なシングル“Be Easy”をリリースし、メジャー・デビュー作も準備されるなどG-ユニットの最年少メンバーとして大きな期待を背負っていたが、そのままリリースのタイミングを逃した状態のまま音沙汰が途絶えていた。ここ数年、ゲーム(the Game)やヤング・バック(Young Buck)などの離脱に象徴されるようにG-ユニットの活動そのものも縮小傾向にあったこともあり、久々の明るい話題となった。ホット・ロッドはすでに、ヨーロッパをツアー中に現地のダンスミュージックに影響を受けて制作したというポップな新曲“Dance With Me”を今月16日にiTunesでリリースしており、念願のデビュー作リリースに向けて活動を再開、50セントの新レーベルからの新たなスタートを切る。

関連して、50セントは別の分野でもさらにビジネスの拡大を続けており、ゲーム用および屋内外両用の3Dサングラスを開発しているGunnar Optiks社への投資を発表。50セント本人が、看板広告を見て同社に興味を持ったことがきっかけで話をまとめ、投資だけでなく、50本人やラッパー仲間のB.o.B.やソウルジャ・ボーイ(Soulja Boy)との広告契約も取り付けるなど、ビジネスマンとしての敏腕ぶりを発揮している。(t)

ニュース提供:bmr.jp

他のニュースを見る
mero.jpうたフルTOPへ