
(12/23)
今週火曜日に4枚目の新アルバム“Calling All Hearts”を発表したばかりのR&Bシンガー、キーシャ・コール(Keyshia Cole)だが、先行シングル“I Ain’t Thru”に今をときめく女性ラッパー、ニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)をゲストに迎えたにもかかわらずがBillboardシングルチャートR&B/Hip-Hop部門の58位に留まるなど、プロモーション的には’失敗’だったことを素直に認めている。
キーシャ・コールは「レーベル側はあの曲を先行シングルにすることに反対だったの。世間が私に期待しているのはもっとソウルフルで愛をテーマにした曲だって分かっていたから、その意見に従うべきだったと思うわ。でもニューアルバムの意思表明のような曲を出したかった。同じような曲ばかり歌うことに興味はないわ。世間が抱いているイメージにとらわれることなく常にアーティストとして成長し続けたいの」などとコメント。キーシャの全アルバムのエグゼクティブプロデューサーでもあるGeffen Records会長のロン・フェアー(Ron Fair)氏も「世間の反応ばかりを気にするのは無意味なことだ。キーシャが伝えたいこともあるだろう。音楽業界は今厳しい状況にあるので発売直後ではなく一年を通じた成果で判断したいね」と語るなど、キーシャをサポートする発言が報道されている。
とは言え、先週、キーシャ・コール本人も「もっと気に入るはず」と言うお得意のミドルテンポのバラード“Long Way Down”をセカンド・シングルとしてラジオで発表。さらに発売当日の21日にはUstreamでファンにメッセージを発信、3月以降には、ニッキー・ミナージュとの共同ツアーの可能性もあり、人気を呼んだリアリティ番組に続く自叙伝映画の制作も念頭に入れていることを明かしている。(t)
ニュース提供:bmr.jp
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