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ローリン、NYライブに4時間の大遅刻
(01/05)
ここ数年、ライブ出演を中心に音楽活動を再開しつつあるカリスマ女性ラッパー/シンガー、ローリン・ヒル(Lauryn Hill)だが、その皮切りとも言える昨年末のニューヨークでのライブになんと4時間もの大遅刻、不満を訴えたファンにステージ上から反撃するなどその‘ディーヴァぶり’も健在のようだ。

まずローリンは、12月27日のライブを2月1日への延期を発表、翌28日のNYブルックリンでのライブは予定通り行われたが、観客はDJやバンドメンバーと共に真夜中過ぎまでローリンの登場を待つこととなった模様。苛立った観客がコップやボトルをステージに投げ始めると、キーボード奏者が自分の機材の前に「俺は時間通りに来た」と書いた紙を張って抵抗を試みたという。ようやくローリン登場となり、最初は遅刻を詫びる言葉を口にしたのだが、「お前は迷子になったのか」、「失礼だ」と書いた紙を掲げている観客に向かって「私は20代の間はずっと皆のためにプライベートを犠牲にしたのよ。だから文句を言われると何を伝えるべきか困ってしまうの。自分では私を待つ価値はあると思っているわ」などと反論。さらにキーボードに張られた紙に気付くと、ローリンはその紙を破り捨て「非難を逃れようとしたのね。同じステージに立っているんだから次からは男らしく受け止めてちょうだい」と一喝したとのこと。

とは言え、遅刻を抜きにすればローリンのライブそのものは非常に充実したものだったとの声も多く、年末年始に予定していた一連のライブをミニツアーに拡大。3日から5日まではNYの老舗ジャズクラブBlue Noteに出演、8日のノースカロライナ州シャーロットを皮切りに、アトランタ、セントルイス、シカゴ、トロントなど南部、東海岸地域を中心として11都市を巡る公演日程を発表している。(t)
(photo by Charice L., under the Creative Commons Attribution-SharedAlike 2.0 Generic license.)

ニュース提供:bmr.jp

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