(01/05)
本来は音程調整用の音楽制作ソフトであるオートチューンで加工した独特のボーカルスタイルを大流行させ、客演王の異名も取ったシンガー/プロデューサーのT-ペイン(T-Pain)に移籍の噂が流れている。
T-ペインは、Jive Records傘下にエイコン(Akon)が設立したKonvict Muzikに所属、同じくJive傘下に自身のレーベル、Nappy Boyも設立している。だが、ラップ・アーティスト御用達宝石商のゲイブリエル・ジェイコブス(Gabriel Jacobs)によると、T-ペインは、昨年大ブレイクしたドレイク(Drake)やニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)といった人気者を抱えるリル・ウェイン(Lil Wayne)のレーベル、Young Money Recordsへの移籍話が進行中なのだという。ジェイコブスは昨年末に、「T-ペインとYoung Moneyの契約が近いからね。その方が彼のために良いだろう」と、Young Moneyの頭文字YMをNYヤンキースのロゴ風に組み合わせた特大ペンダントヘッドを手に語っている。チェーン込みで10万ドル(約820万円)相当というこの特注ペンダントヘッドには大量のルビーとブラックダイヤモンドがビッシリ敷き詰められており、外枠にはT-ペインのレーベル名であるNappy Boyの頭文字、NBも彫られている。現時点では、T-ペイン、Young Moneyの双方とも公式声明は出していない。
T-ペインは昨年3月にレコーディングを済ませたというニューアルバム“RevolveR”のリリースタイミングをうかがっており、それに先行してミックステープ“prEVOLVEr The Mixtape”を間もなく発表する予定。また彼は、リル・ウェインとのユニット、T-ウェイン(T-Wayne)名義でコラボ作を作るという計画も数年前から公表されており、T-ペインがこのネックレスを身につけて登場するのを待ちたいところだ。(t)
ニュース提供：bmr.jp
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