
(01/05)
昨年秋、大御所ラッパーのジェイ・Z(Jay-Z)が設立した新進レーベル、Roc Nationと契約し、デビュー曲“Whip My Hair”もヒットした弱冠10歳のシンガー、ウィロウ・スミス(Willow Smith)が、父ウィル・スミス(Will Smith)の88年のヒット曲“Parents Just Don't Understand”をカバーすることを考えているようだ。
ハリウッドの人気俳優、ウィル・スミスの娘であるウィロウは、「本当に良い曲だからやってみたいの」とカバーに前向きであることをYahoo! Musicのインタビューで述べた。“Parents Just Don't Understand”は、ウィル・スミスがかつてフレッシュ・プリンス(the Fresh Prince)としてDJジャジー・ジェフ(DJ JazzyJeff)とのコンビで活動していた時に発表したヒット曲で、グラミー賞最優秀ラップ・パフォーマンス賞も受賞している。リリース当時20歳前後だったウィル・スミスが「親なんて、ただ子供のことを分かってないだけ」と軽妙にラップする内容なだけに、今度はそれを10歳の娘に歌われるウィルの心境にも注目が集まりそうだ。その両親からは、「心から楽しめないならやる必要はない」とアドバイスされていることも明かしたウィロウは、歌手デビュー前には父ウィルの主演映画『アイ・アム・レジェンド』で女優デビューも果たしていたが、「演じることは好きだけど、今は俳優業より音楽活動に集中してるの」とも語っており、2011年はデビューアルバムのリリースに向けて準備に余念がないようだ。
なお、そのデビューアルバムにはラッパーのスキルズ(Skillz)が関与していることを本人が明かしている。父ウィルとのつながりから参加することになったスキルズは、娘のウィロウのためにひと肌脱いでいるようだ。また、ヒット曲“Whip My Hair”のソングライティングに同じくラッパーのソウルジャ・ボーイ(Soulja Boy)が関わっていたとこちらも本人がTwitterで語っている。もっともこちらは、現在判明している著作権利者リストに彼の名前がないため、ゴーストライターだったのか、あるいは虚言ではないのかと話題を呼んでいる。
関連して米ゴシップサイトTMZ.comによると、Roc Nationは、ウィロウのために両親が設立した会社Spooky Girlz Inc.と独占契約を交わしているほか、ウィロウはこのSpooky Girlzのいち社員として登録されていることが明らかになった。加えて、ウィロウの保護者欄には母のジェイダ・ピンケット・スミス(Jada Pinkett Smith)の名があるが、父ウィルはSpooky Girlzの社長を務めており法律上の問題で‘保護者ではない’ことになっているという。(t)
(photo by Harrywad, under the Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 Unported license)
ニュース提供:bmr.jp
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