(01/06)
新人ながらこれまでにグラミー賞で7部門のノミネートを受け、また2月に発表される第53回グラミー賞でも最優秀女性R&Bボーカル・パフォーマンス部門でノミネートされている若手実力派R&Bシンガーのジャズミン・サリバン(Jazmine Sullivan)が突然活動休止宣言をし、波紋を呼んでいる。
昨年11月にはセカンドアルバム“Love Me Back”を発表したばかりのジャズミン・サリバンだが、Twitter上で突然活動休止を宣言。年が明けたばかりの1月2日、「これから公式発表をします。私は音楽から離れて休みたいと思っているの。マイクも持たず、紙もペンも持たず……自分が何者であるか探したい」「全然楽しいと思えなくなったら私には出来ないの。人生でもう二度と歌わないということではないのだけれど、今は……。ファンのみんな、本当にありがとう、愛してるわ」「行動をするには己を信じなければいけない。でも自分を信じるってことこそ、私がいま求めているものなの」といったコメントを連続投稿。しかし1時間後にはこの一連のつぶやきは削除されており、その後、ファンの心配を感じてかジャズミンは、「私は元気よ」と述べている。
これに反応して、彼女のヒット曲“Bust Your Windows”や“10 Seconds”などを手がけているプロデューサーのサラーム・レミ(Salaam Remi)はジャズミンの未発表曲をインターネット上で公開。“I'm Not A Robot”という意味深なタイトルのこの未発表曲、「こんな人生じゃ自由は感じられない/こんなプログラムからは抜け出さなきゃ/そして自分が本当はどんな人間なのか探さなきゃ/私はロボットなんかじゃない!/誰か止めて!」とまさに彼女の‘つぶやき’どおりの歌詞。その後Twitterでサラーム・レミは、ジャズミンが彼に「ありがとう。私はこんなこと言うべきじゃなかったのよ」と述べたのに対し、「君はいつも歌を通して語っているよ!」と励ましの返信を送っており、サラーム・レミは削除せざるをえなかったジャズミンの‘つぶやき’を曲を公開することで代弁したようだ。しかし所属レーベルなどからはこの活動休止騒動についてのコメントは今のところ一切出ていない。(s)
ニュース提供：bmr.jp
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