
(01/06)
昨年は未発表曲集“Lost Tapes Vol.2”のリリースを巡り、所属レーベルDef Jam側への不満を公言していたナズ(Nas)だったが、ここへきてややトーンダウン、ソロ新作のボーナス盤というかたちで世に出す考えがあることを明かした。
これは、ナズ本人がMTVの最新インタビューで語ったもので「本当は“Lost Tapes Vol.2”は12月に出したかったが、もう時間がもったいないと思ったんだ。次のアルバムのボーナス・ディスクにするかもね。Def Jamとの関係があるからまだ明言できないが、もうすぐ発表できるだろう」とコメント。さらに「アルバムを出すためには関係各所に気を配らなければならないが、本当は自分の気持ちが一番大切なのさ。想像だけど、マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)がムーンウォークの次を生み出さなきゃいけないとしたらプレッシャーは相当なものだと思う。結局彼はそれを叶えることができなくなったけど、ダンスじゃなくても彼のクリエイティヴィティでネクスト・レベルを見せてくれるのを期待していたんだ。つまり俺が求めているのは進化なのさ」などとコメント。Def Jamとの関係を含め新しい一歩を踏み出そうとしているようだ。
また、「しばらくソロ活動はやりたくなかった」というナズは、ダミアン"ジュニア・ゴング"マーリー(Damian "Junior Gong" Marley)とのジョイントアルバム“Distant Relatives”ついて「俺たちはそれぞれやりたいことをやった上で多くの人々に受け入れられている」と相性の良さをアピール。2月に予定されている両者そろっての来日公演にも注目が集っている。(t)
(photo by woop)
ニュース提供:bmr.jp
他のニュースを見る
著作権管理団体 許諾番号
JASRAC 6834131012Y30005
JRC X000040A01L
e-License ID18099
(C)Blau