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ニッキー、カニエより先にデビュー作が100万枚突破
(01/07)
客演クイーンとして不動の地位を築いた後、昨年11月に満を持してリリースされた新進女性ラッパーのニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)のデビュー作“Pink Friday”が、同日に発売されたカニエ・ウェスト(Kanye West)の新作よりも早くRIAA(全米レコード協会)からプラチナ・ディスク(100万枚)の認定を受けた。

プラチナ認定は出荷ベースでの数字での判断となり、実売上の数字は5日付で85万1800枚とのことだが、同日発売で初週セールスでは1位を譲ったカニエの“My Beautiful Dark Twisted Fantasy”や大御所ジェイ・Z(Jay-Z)のベスト盤“Greatest Hits”を抜いて一足先にプラチナ認定を受けたことになる。また2010年にリリースされたヒップホップ・アルバムとしては、エミネム(Eminem)の“Recovery”、ニッキーとはレーベルメイトであるドレイク(Drake)の“Thank Me Later”に続く3タイトル目のプラチナ認定という快挙となった。さらに年末年始で目立った新作リリースがなかったため、“Pink Friday”は今週の米Billboardアルバムチャートで先週の8位から4位へと再び順位を上げている。すでにドレイクをゲストに迎えた“Moment 4 Life”のミュージックビデオの撮影を終了、さらにリアーナ(Rihanna)を迎えた“Fly”のビデオ撮影も予定しているということで、2011年もさらに記録は伸びそうだ。

大晦日には、マイアミのクラブをピンクずくめにしたカウントダウン・パーティーを開催したニッキーは、2011年の抱負を聞かれると「天下を取ることが目標よ」と豪語、後のMTVのインタビューでは「世界ツアーね。さらにビッグに、ヤバく、派手に、怖いもの知らずにガンガン、“Pink Friday”を盛り上げていくつもりよ」などとさらなる活躍を誓っている。2月23日には“Pink Friday”の日本盤の発売も決定しているため、ぜひ来日も果たしてほしいところだ。(t)

ニュース提供:bmr.jp

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