(01/08)
新生ポラロイド社のクリエイティブ・ディレクターに就任して一年、レディー・ガガ(Lady GaGa)が共同デザインによる新ブランドをついに発表した。
昨年のCES(世界最大のコンシューマ向けデジタル機器展示会)に自らクリエイティブ・ディレクター就任の抱負コメントのために登場したガガだが、1年経った今年のCESで、ついに新プランド「Grey Label」を発表した。モバイル・プリンタの「GL10」、これまでのポラロイド社のカメラのデザインを踏襲しつつプリンタ機能も兼ね備えた12メガピクセル・カメラ「GL30」と比べ、はるかに‘ガガらしさ’のあるインパクト大な新製品が大きなサングラス形態のカメラ「GL20」。“Poker Face”で身につけていたサングラスがヒントになって産まれたという「GL20」は、両眼部分にそれぞれ1.5インチのLCDディスプレイがついており、サングラス中央にあるレンズから見える光景を撮影するだけでなく、その写真を両眼のディスプレイで‘見せる’という独創的なもの。ディスプレイには静止画だけでなく、写真のスライドショーや動画も映し出せるようだ。
この「Grey Label」の新製品についてガガは、「私は自分をただのソングライターだとかシンガーではなく、予言者であると考えているの。私は芸術家。私のビジョン、ファッションへの愛、テクノロジー、そして未来への想いのすべてを注ぎこんだわ」と力説。ポラロイド社の共同クリエイティブ・ディレクターも、「彼女はすごく個人的な想いをもって取り組んでくれている。この新製品をみずからの自己表現だと強く感じてくれているんだ。いったいどうすれば我々にこんな目覚ましいプロダクト・デザインを産むことができるというのだろう?」と、ブレイン・ストーミングの段階から会議に積極的に参加していたというレディー・ガガに賛辞を送っている。
「Grey Label」の新製品については、プリンタの「GL10」のみ5月の発売が決まっているものの、「GL20」「GL30」についてはまだ発売日、価格ともに未定。(s)
ニュース提供：bmr.jp
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