(01/11)
来月から世界ツアーを行うジャネット・ジャクソン(Janet Jackson)が、公演が行われる各都市で20人の若者と実際に会うという「20 Under 20」という企画をスタートさせ、話題を集めている。
今回の世界ツアーはベスト盤“Number Ones”を元に彼女のヒット曲を聴かせるもので、ツアー開催地をファンからの投票で決めたいとして話題を呼んでいるが、「これまでとは違うものになる」というジャネットは、さらに新たな企画を発表した。ジャネットは、「できるかぎりファンとの距離を近づけたい」という意図から、公演が行われる各都市で20人の若者と実際に会うという「20 Under 20」という企画をスタート。タイトルどおり20歳以下に限定して、「自分たちのコミュニティをより良くしていくであろう未来のリーダー」を選んでほしいとジャネットは述べている。これも公演都市の投票同様に推薦制で、ファンは5人までを「20 Under 20」の候補者として推薦できる。各都市20人が選ばれ、選ばれた20人とその推薦者20人はVIPゲストとして公演に招待され、ジャネット本人と会えるようだ。「これから世界を変えていくであろう若い人たちはたくさんいると思うし、そうした人たちに私のツアーを通して、自分がそういう人間であることを認識してもらいたいの。彼らから私も学びたい。みんな、世界を変えていける人を知っているでしょ。私に会わせて」とジャネットは説明している。
また「私のキャリア史上最大規模のもの」になるというこの世界ツアーだが、ツアー開幕の公演地を昨年末に発表したのに続き、北米公演の開催都市と日取りも発表した。3月7日と8日のシカゴ公演を皮切りに、4月22日と23日のラスベガス公演までおよそ2ヵ月間、15都市を回る。以前の発表ではジャネット・ジャクソンは本国アメリカを含む世界各国の35都市で公演を行うとされており、これで半数以上のスケジュールが発表されたことになる。ツアー開幕は2月4日のマニラ公演で、その他のアジア方面は、2月7日のシンガポール公演、2月14日の香港公演、2月19日の台北公演がすでに決定、発表されている。ジャネットは2002年のツアー以来、来日公演を行っておらず、なんとしても今回は来日公演を実現させてほしいところだが日本の公演については今のところ発表はない。
なおジャネットは、世界ツアーのスタートに合わせ、2月8日に自叙伝“True You: A Journey to Finding and Loving Yourself”を発売する。共著はマーヴィン・ゲイ(Marvin Gaye)の伝記『マーヴィン・ゲイ物語 引き裂かれたソウル』などで知られる作家のデイヴィッド・リッツ(David Ritz)。(s)
ニュース提供：bmr.jp
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