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エミネム、イェラウルフとスローターハウスを自身のレーベルに
(01/14)
昨年リリースされたアルバム“Recovery”の記録的ヒットを受け、第53回グラミー賞で最多10部門からノミネート、さらに来月13日に開催される同授賞式でのライブ・パフォーマンスも内定しているラッパー、エミネム(Eminem)が、自身のレーベルShady Recordsに、実力派MCユニット、スローターハウス(Slaughterhouse)とアラバマ出身の新鋭イェラウルフ(Yelawolf)を迎えたことを正式発表した。

エミネムは、12日付で「Shady Recordsが次の段階へと進んだ。新世代のアーティストによってレーベルの立て直しを図りたい。ヒップホップ界にとっても刺激的なことであり、実力と才能のあるMCたちの活躍を楽しみにしている」とのコメントを出し、同時に全員そろって、来月8日に発売されるヒップホップ誌XXLの表紙を飾っている。

ジョー・バドゥン(Joe Budden)、ジョエル・オティース(Joell Ortiz)、ロイス・ダ・ファイブ・ナイン(Royce Da 5'9")、クルックト・I(Crooked I)から成るスローターハウスは、2009年からエミネムと共演を重ねたことでShady Records入りが噂され、昨年11月には契約まで法的手続きを残すのみとなっていた。同じデトロイト出身で一時はエミネムとの不仲も取り沙汰されたロイス・ダ・ファイブナインが「またエミネムと仕事ができることにとても興奮している。スローターハウスは脅威になるぜ」と正式発表を喜んだ。一方、昨年3月にShady Recordsを傘下に持つInterscope Recordsと契約したこともあり、エミネムがその才能に着目していたというイェラウルフは「俺の経歴や南部出身であることを考えるとエミネムのレーベルと契約できるなんて夢のようで言葉にできないほどすごいことだ。やっと世界のトップ・アーティストの仲間入りができたところで、可能性が無限になった」などと初々しいコメントを寄せている。

スローターハウスはすでにエミネムも参加のセカンド・アルバム制作が報じられており、イェラウルフも現在メジャー・デビュー作を準備中とのことで、2011年はエミネム本人同様にShady Recordsの大躍進に大いに期待したいところだ。(t)

ニュース提供:bmr.jp

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