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まだまだ知名度は低いが、エリカ・バドゥ(Erykah Badu)やジャネル・モネイ(Janelle Monae)といったミュージシャンから高く評価を受けている個性派R&Bシンガーのラビー(Rahbi)がまもなく新作を発表する。
ラビーはインディペンデントで活動するアトランタ出身の男性シンガーで、独特の派手な衣装とテンションの高いライブ・パフォーマンス、そして傑出した作詞作曲家としての能力、さらにラサーン・パターソン(Rahsaan Patterson)を思わせる、広い音域で聴かせる柔らかな歌声の魅力で、インディ・ソウルの好事家からはすでに大注目されている存在。あのエリカ・バドゥからは「Pure Light(純粋なる光)」と呼ばれ、またジャネル・モネイが「彼の恐れなき挑戦心は私に刺激を与えてくれる」と共感、支持するなど、ミュージシャンの間でも評価が高い。
元々は14歳のときに4thアヴェニュー(4th Avenue)というボーイズ・グループのメンバーとして、アッシャー(Usher)らが所属するLaFace Recordsと契約していた実力派。4thアヴェニューとしてはアルバムを発表できることは叶わなかったが、その後ソロに転向し、2006年に自主レーベルから発表した“The E.P.”で歌声がラサーン・パターソンそっくりと話題を呼び、2008年にはライブ実況盤“Raw Live”で、「グラム・ソウル」とも呼ばれる彼の個性が高く評価された。
そのラビーが今年、ニューアルバム“GoldenChild”を発表する。グラミー授賞のプロデューサー/シンガー・ソングライターのPJ・モートン(PJ Morton)がプロデュースした新曲“Rollercoaster”が先行シングルとなり、80年代のプリンス(Prince)を思わせるファンキーなこの曲を収録した同タイトルのEPをすでにデジタル配信で発表している。ニューアルバム“GoldenChild”は、詳細な発売時期はまだ未定ながら、今年下半期にはリリースされるとのこと。ライブでは70年代から80年代初頭にかけて存在した伝説的なディスコ・クラブ、スタジオ54の名を挙げ、「Studio 54 is ALIVE!」と銘打ったイベントを行っているだけに、きらびやかなサウンドが期待できそうだ。(s)
ニュース提供:bmr.jp
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