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昨年11月に公式1stシングル“Kush”を発表、12月にはヒップホップ雑誌XXLマガジンの表紙及び特集記事にも登場するなど、リリースに向けいよいよカウントダウンに入ったドクター・ドレー(Dr. Dre)の新作“Detox”の発売日は4月20日となりそうだ。
ただし、これはレーベル側からの公式発表ではなく、プロデューサーのジャスト・ブレイズ(Just Blaze)が今月17日にTwitterに投稿したビデオの中で明らかになったもの。ジャスト・ブレイズは、自らiPhoneのカメラで撮影したビデオでまず、「誰のアルバムが2月15日に出るか分かるか?」と語り、長年リリースが待たれているサイゴン(Saigon)のデビュー作“The Greatest Story Never Told”について言及。さらなる注目を集めたのはその続きで、「ここにもうひとり、誰がいると思う?」と言いながら、カメラを移動すると背後からドクター・ドレーが登場。ドレーは「4-20、4-20だ。待ってろよ」と手短にコメント、再度ジャスト・ブレイズにカメラは戻り、「今年はユニコーン(伝説の一角獣)にお目にかかれるぜ」と締めくくっている。その後ジャスト・ブレイズはTwitterで、この動画を受けて米ヒップホップサイトRapRadar.comの創設者が綴った「“Detox”は4月20日発売」とのつぶやきをリツイートしており、ドレーが口にした「4-20」の意味するところが、世界のヒップホップ・ファンが待ち続けている“Detox”の発売日であることに間違いなさそうだ。
また、米国では発売初週セールスのデータ集計のシステムを配慮してリリース日を火曜日に設定するのがセオリーだが、ドレーが発表した4月20日が水曜日にあたることについては、ジャスト・ブレイズは改めてTwitterで「その件については話済みだ。メディアの注目や発売初日セールスでその1日は充分補えるはずだ」とコメントしている。
関連して、以前にリークされていたドレーとエミネム(Eminem)の共演曲“I Need A Doctor”が、“Detox”からの先行シングルとして2月1日にラジオ公開されるのではとの噂も浮上。エミネムは来月に行われるグラミー賞授賞式でのライブパフォーマンスが決定しており、グラミーという最高の舞台での披露に期待が高まっている。(t)
ニュース提供：bmr.jp
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