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ATCQ映画の監督がQティップの批判に反論
(01/20)
「90年代ヒップホップ」を伝説化する上で大きな役割を果たしたグループ、ア・トライブ・コールド・クエスト(A Tribe Called Quest、以下ATCQ)のドキュメンタリー映画に対し、メンバーのQティップが「支持できない」と表明し物議を醸したが、これに対し映画の監督であるマイケル・ラパポート(Michael Rapaport)が反論している。

数年前から制作が進められたこのドキュメンタリー映画“Beats, Rhymes & Life: The Travels of A Tribe Called Quest”は、グループの熱烈なファンだというラパポート監督がATCQ再結成ライブなどにも帯同して制作されたもの。ところが昨年末、QティップがTwitterやラジオを通じて不支持を表明、「編集するところが間違っている、未完成だ」などと不満をを語っていた。

これを受けて、ラパポートはMTV.comに対し「彼がTwitterでちょっとコメントしたのは、映画が本当に完成に近づき、公開の日が近いからだと思う。彼と直接話すことはできなかったんだが、少しナーバスになっているんじゃないかな」と述べ、「彼はATCQの功績をものすごく大事に守っているのに対して、この映画は、私が彼らと過ごした時間や取材をとても正直に描写しているからね」と反論している。ATCQのメンバーは「家族同然」で、そのために「山あり谷あり」でもあったことをQティップは明らかにしたくないのでは、と示唆している。

この映画は米時間の20日から30日まで、ユタで開催されるサンダンス映画祭でプレミア上映される予定。ATCQと同時代に活躍してきたピート・ロック(Pete Rock)、クエストラブ(?uestlove)らが出演しているほか、映画全体の音楽をマッドリブ(Madlib)が監修している。

ニュース提供:bmr.jp

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