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昨年10月に発表予定だったものの延期していた、元フロエトリー(Floetry)の‘ソングストレス’、マーシャ・アンブロウジアス(Marsha Ambrosius)によるソロデビュー作だが、いよいよトラックリストが公開され、発売が近づいてきた。
2007年のフロエトリー解散後、紆余曲折ありつつも2009年12月にはアリシア・キーズ(Alicia Keys)やホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston)を抱えるJ Recordsと契約。ソロデビュー作“Late Nights & Early Mornings”は当初昨年10月の発売を予定しており、同じく元フロエトリーのフロエシスト(Natalie "The Floacist" Stewart)のソロデビュー作との同月対決となるはずが、マーシャのほうは延期していた。
そのマーシャ、デヴィッド・バナー&ナインス・ワンダー(David Banner & 9th Wonder)のアルバムへの参加などを経て、いよいよ3月1日にソロデビュー・アルバムが発表される。昨年リリースされたファースト・シングル“Hope She Cheats on You (With A Basketball Player)”に続いて、先日にはセカンド・シングル“Far Away”を発表。故人を想う内容のこの曲は親友を自殺で亡くしたマーシャの実体験にもとづいて書かれているとのことで、ミュージック・ビデオでは、マーシャの友人役である同性愛者のカップルがゲイ・バッシングに苦しみ自殺してしまうという衝撃的なストーリーが描かれている。「私のファンの大部分はゲイ」というマーシャは、「この世には、自分にいま何が起きているかを声にだせない、示すことのできない人だっている。だから私は、そういう現実に気づいてほしいと思ったの」とこのビデオの意義を語っている。
加えて、アルバム“Late Nights & Early Mornings”の収録曲も発表されている。以前から噂されていたように、ローリン・ヒル(Lauryn Hill)の“Lose Myself”、そしてトリップ・ホップの雄、ポーティスヘッド(Portishead)の“Sour Times”のカバーも収録されるようだ。また、レーベルメイトであるアリシア・キーズや、ジャスト・ブレイズ(Just Blaze)らの参加も予定されている。なお、昨年末に亡くなったティーナ・マリー(Teena Marie)と交流のあったマーシャは、亡くなった翌日にロンドンでのライブにて、ティーナの“Yes Indeed”をカバーした音源を流して追悼していたが、今回このソロ作には収録は見送られたようだ。(s)
マーシャ・アンブロウジアス “Late Nights & Early Mornings” 収録予定曲
01. Anticipation (Intro)
02. With You
03. Late Nights & Early Mornings
04. Hope She Cheats on You (With A Basketball Player)
05. Far Away
06. Lose Myself
07. Your Hands
08. I Want You to Stay
09. Sour Times
10. Tears
11. Chasing Clouds
12. The Break Up Song
ニュース提供：bmr.jp
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