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アギレラ、スーパーボウルでの国歌斉唱の失敗を釈明
(02/09)
日本でも公開中の初主演映画『バーレスク』では、迫力満点のパフォーマンスシーンでその歌唱力が一段と高く評価されているクリスティーナ・アギレラ(Christina Aguilera)だが、6日に開催された米国の国家事業的スポーツイベント’NFLスーパーボウル’の国歌斉唱の際に歌詞を間違えるというハプニングが起こった。

アギレラが間違えた部分は、前半最後の部分でほぼ同じ歌詞を2回繰り返して歌ってしまったのだ。パフォーマンス中は場内がザワつくこともなく、アギレラ自身も後半になるにつれて熱唱の度合いを強め、堂々と歌いきったのだが、間違いに気付いた観衆や視聴者が「国歌を台無しにした」などとこぞって批判コメントをTwitterに投稿し、ネット上が一時騒然となったという。

この騒動を受け、アギレラはすぐさま「歌に入り込み過ぎて自分を見失ってしまったの。私の愛国心と国歌に対する真摯な思いが皆様に受取っていただけるように祈るばかりです」との声明を発表した。同イベントでハーフタイムショウに出演したブラック・アイド・ピーズ(the Black Eyed Peas)の紅一点ファーギー(Fergie)からも「あんな大舞台に立つと誰でも緊張で固まるのは当然よ。ものすごくよく分かるわ。彼女は私たちの世代を代表するシンガーに変わりないわ。私たちも人間だもの。私も音程を外したところもあったけど、とても素晴らしい経験だった。一生に一度の晴れ舞台よ」などと、アギレラを擁護している。ちなみに後日公開されたリハーサル映像では、アギレラも歌詞を間違うことなく歌っている。

今年のスーパーボウルは、米TV史上最多となる1億1,100万人が視聴したとのことで、このイベントの国歌独唱やハーフタイムショウに出演するということはスーパースターの証し。その緊張感や注目度のためか、過去にも生中継ならではのハプニングやアクシデントが起きており、それらの‘事件’をきっかけに緊急対応のための時間差放送という手法まで編み出されている。(t)

ニュース提供:bmr.jp

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