
(02/10)
昨年、客演人気が最高潮に達したタイミングで発表したニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)のデビュー作“Pink Friday”が、発売から11週を経てついにBillboardアルバムチャート200のトップに立った。
年末年始から現在まで注目作のリリースがほとんどなかったこともあり、セールス枚数自体は45,000枚と1位にしては少なめだがが、先週の3位からの再浮上となったもの。とは言え、昨年アルバムチャート1位になった30タイトルの内、初登場2位以下から後に1位を獲得したのは、図らずも所属レーベルYoung Moneyのボス、リル・ウェイン(Lil Wayne)の“Lil Wayne’s I Am Not a Human Being”とこの“Pink Friday”だけという非常に珍しいケース。しかもリル・ウエィンの場合は先にデジタルオンリーで発売し、その2週間後にCDパッケージ発売という時間差リリースとなっていたもの。また女性ラッパーがアルバム総合チャート1位に輝いたのは、イヴ(Eve)の“Let There Be Eve...Ruff Ryders First Lady”(1999年)以来の実に12年振りの快挙となったほか、今週でトータル売上枚数が1,034,600枚と実数でも堂々のミリオン達成となった。
ニッキーはTwitterに「ついにやったわ! “Pink Friday”が米国No.1アルバムになったのよ!!!!! 応援し続けてくれてありがとう」と喜びをコメント。この快挙の要因として、先月末に出演し、高視聴率をあげた米人気TV番組“Saturday Night Live”への出演や、テイラー・スウィフト(Taylor Swift)やジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)との交際相手としても取り沙汰されているセレーナ・ゴメス(Selena Gomez)がそれぞれニッキーの“Super Bass”をラップしている映像がYouTubeで公開され、5日間で再生回数200万件を超えたことなどが挙げられている。今後もニッキーは、13日に迫ったグラミー賞や、3月18日から始まるリル・ウェインの“I Am Still Music”ツアーへの参加など、重要イベントが目白押しとなっている。(t)
ニュース提供:bmr.jp
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