
(02/10)
往年のNBAスター、マジック・ジョンソン(Earvin “Magic” Johnson)が米音楽メディア合同会社VIBE Holdingsの会長に就任した。
VIBE Holdingsはマイケル・ジャクソンのプロデュースなどで知られるクインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)らがアフリカ系アメリカ人の為のメディアを志して立ち上げた音楽カルチャー誌VIBEからスタートした、ウェブサイトや人気音楽番組『ソウルトレイン』など複数のメディアを展開する合同会社。2009年には倒産に追い込まれ、InterMedia Partnersからの出資を受けて再建を図っていたが、今回新たにマジック・ジョンソンのMagic Johnson Enterprisesと投資会社のYucaipa CompaniesがVIBE Holdingsへ戦略的出資を行ない、これによりマジック・ジョンソンが会長に就任したことが発表された。
AP通信によれば、MJEとYucaipaが映像部門などに投じた株式ファンドは5億5000万ドル(およそ450億円)にものぼり、『ソウルトレイン』の復活なども視野に入れて動いているという。マジックは、「これはまだほんの始まり。今後もアーバン市場をベースにしている他社ブランドを買収していき、我々の傘下にするつもりだ」と豪語しているという。またYucaipa創設者で億万長者のロナルド・バークル(Ronarld Burkle)は「我々の目的は、アーバン・メディアにおける最重要企業を立ち上げることだ」と語っている。
マジック・ジョンソンは過去に音楽レーベルを立ち上げたこともあり、大人の魅力で知られるR&Bシンガー、アヴァーント(Avant)などを世に出している。
(photo by Rafael Amado Deras)
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ニュース提供:bmr.jp
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