
(02/13)
フィリー・ソウルの継承者などと称される2000年代屈指の実力派R&Bシンガー、ミュージック・ソウルチャイルド(Musiq Soulchild)が、6枚目となる新作“MusiqInTheMagiq”を5月にリリースすることを明かした。
ミュージックはBillboardのインタビューで、「もうレコーディングは終わったよ。後は50曲位の中から12曲程度に厳選してミキシングする作業を残すだけだ。これまでのアルバム同様、ソウルフルでポジティブなエネルギーに満ちている。ヒップホップや、ソウル、R&Bの要素はもちろんたくさんあるし、ゴスペル、ブルース、それにジャズも少しね。曲の構成ということでは今まで以上にクラシカルな手法も取ったよ。歌詞については、今回はみんなが共感できる、リアルな日常や人間関係をテーマにした」と新作について説明した。
すでにこの新作からは、スウィズ・ビーツ(Swizz Beatz)の無料ダウンロード企画Monster Mondaysで新曲“Anything”が公開されている。ジェリー・ワンダ(Jerry “Wonda” Duplessis)がプロデュースを担当し、セントラル・ライン(Central Line)の人気曲“Walking Into Sunshine”をサンプリングしたこの曲について、「ハイ・エナジーでアップテンポな曲。みんなの反応もすごく良くて、レーベルからも評判がいい。今回はちょっと新しい方向性……ポップス寄りだけど、いつだって自分のソウルとグルーヴを注ぎこんでいるよ」と語っている。スウィズ以外のゲストについては今のところ予定していないものの、「これからリリースまで、まだすべてが変更の可能性がある。ミキシングの時点で大きく内容が変わるかもしれないし」と断言は避けた。2年半ぶりとなるミュージック・ソウルチャイルドのニューアルバム“MusiqInTheMagiq”は全米で5月3日発売予定。
ミュージック・ソウルチャイルドは、4月26日に発売されるファンク界の重鎮ブーツィー・コリンズ(Bootsy Collins)の新作“The Funk Capitol of the World”にも参加している。(t)
ニュース提供:bmr.jp
他のニュースを見る
著作権管理団体 許諾番号
JASRAC 6834131012Y30005
JRC X000040A01L
e-License ID18099
(C)Blau