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クリス・ブラウン、「ファンのみんなが僕のすべて」
(02/13)
ニューシングル“Look At Me Now”が初登場で全米チャート11位と好調な滑り出しを見せているR&Bシンガーのクリス・ブラウン(Chris Brown)。来月にはいよいよ‘復活作’となるニューアルバム“F.A.M.E.”を発表するが、その意味を改めて説明し直している。

昨年7月に右手に入れた「FAME」のタトゥーに由来する新作タイトルは、昨年9月に発表された時点では、‘Forgiving All My Enemies’(自分の全ての敵を許す)というシリアスな意味合いだったが、発売前にクリスはその意味を改め、‘Fans Are My Everything’(ファンのみんなが僕のすべて)の意味であると説明している。

一時は2枚組となるデラックス盤“F.A.M.E. / Fortune”のための楽曲選びを続けているため発売が一週間ずれるとも報道されたが、いまのところ無事に3月22日発売のままのようだ(日本盤は3月30日予定)。ディプロ(Diplo)のプロデュースによるニューシングル“Look At Me Now”は、アメリカのiTunesチャートで初登場2位、米BillboardチャートのHot100で初登場11位と好調。“Yeah 3X”もHot100で17位とトップ20をキープ、英国チャートでは現在7位から5位に上昇する見込みで、その英国チャートでは客演したチップマンク(Chipmunk)の“Champion”が初登場1位確定と米英でクリス旋風が巻き起こりつつある。

加えて“Look At Me Now”に続いてはベニー・ベナッシ(Benny Benassi)のプロデュースによるクラブ調の“Beautiful People”のリリースが控えているほか、ケリー・ヒルソン(Keri Hilson)も次のシングルにクリスとのデュエット曲“One Night Stand”を準備中。クリス自身も“F.A.M.E.”収録予定の美しいバラード曲“Up To You”の音源を公開し、期待を煽っている。

なお、間もなく授賞式が開催される第53回グラミー賞で3部門でノミネートを受けているクリスは、2年前のグラミー賞授賞式前夜に当時の恋人リアーナ(Rihanna)に対する暴行事件を起こしたことによる接近禁止令のため「授賞式の出席などが困難になる」としてリアーナへの接近禁止令を解除してもらえるよう要請していたが、リアーナ側はこれを受け入れ、禁止令を取り下げる予定であることが明らかになった。もっとも現時点ではクリス・ブラウンは今回の授賞式に出席する予定はないとのこと。(s)

ニュース提供:bmr.jp

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