
(02/15)
昨年、6月に第10回BET Awardsにて久々に表舞台に復帰、11月末には16年ぶりとなる新作を発表してファンを湧かせたR&Bシンガーのエル・デバージ(El DeBarge)だが、参加を予定していた豪華ソウル・シンガー集結のツアーのキャンセルを発表、リハビリ施設に入ることが明らかにされた。
昨年発表したニューアルバム“Second Chance”は授賞はならなかったものの先のグラミーで2部門にノミネートを受けるなど高い評価を受けたエル・デバージ。ケム(Kem)の北米ツアー「Intimacy」にレディシ(Ledisi)と共に参加する予定だったエルだが、14日、彼が「個人的な理由により」出演をキャンセル、代わりに5月に新作発表を控えるミュージック・ソウルチャイルド(Musiq Soulchild)がこのツアーに参加することがプロモーターから正式に発表された。
そして同14日にエル・デバージが所属するGeffen Recordsがプレスリリースを発表。エルは薬物中毒のリハビリ施設に入るという。「ファンをがっかりさせるのは嫌だが、音楽を続けていくために私には時間が必要なのです」とエルは述べ、「自発的に」リハビリを志願したという。数々のR&Bクラシックを生んだデバージ(DeBarge)のメンバーでもあるエルは、違法薬物所持での逮捕を重ねて服役。薬物中毒のリハビリも受けて2009年に出所した。エルは新作発表後の今年に入ってからもフェイス・エヴァンス(Faith Evans)とのデュエット曲をTV番組で披露したり、チャカ・カーン(Chaka Khan)トリビュート番組で歌ったりと精力的に活動していたが、身体的にはまだ‘復活’とは言えなかったようだ。このリハビリのため、エルが予定していたスケジュールは全て延期される見込みとのこと。(s)
ニュース提供:bmr.jp
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