
(02/18)
昨年10月末、病気療養のために今年4月までの向こう半年間のスケジュールをキャンセルすると発表した‘クイーン・オブ・ソウル’ことアレサ・フランクリン(Aretha Franklin)だが、予告どおり5月にステージに戻ることが明らかになった。
病名こそ明かされないものの昨年12月に手術後は順調に快復をアピールしていたアレサ・フランクリンは、AP通信の取材に応じ、5月28日にニューヨーク州のSeneca Niagara Casinoでステージ復帰することを明らかにした。さらに同月には以前から制作が伝えられていたニュー・アルバム“Aretha: A Woman Falling Out Of Love”をリリースする予定とも明かしている。詳細は明かされなかったものの、なんとR.ケリー(R. Kelly)がソングライターとして参加しているとか。
また、先日行われた第53回グラミー賞授賞式ではオープニングをアレサ・フランクリンへのトリビュート企画が飾り、彼女自身もビデオレターの形で登場。2年前の大統領就任式での姿とはまるで違うほど痩せ、世間を驚かせている。彼女はその体型の変化について、手術以降ワークアウトやウォーキングを始めたほか、好物のソウルフードを諦めるなど食事制限が大きかったと振り返り、「いまの体重を維持するだけじゃなくて、もうワンサイズくらいは痩せたいわね」と笑顔で話している。
アレサ・フランクリンは昨年10月、体調不良のために向こう半年間の予定をすべてキャンセルすると発表。昨年12月に地元デトロイトの病院にて手術を受け、現時点にいたるまで病状については一切の公式発表はない。一部メディアがすい臓がんであると報じていたが、本人は否定している。今回の見た目のあまりの変貌ぶりと病名を明かさないことから、一部ゴシップサイトでは実は胃バイパス手術を受けたのではとの憶測も流れている。なおアレサは昨年12月の手術について、「すごく簡単な手術だった」とコメントしている。
ちなみに今年はアレサがColumbia Recordsと契約してから50周年目にあたり、Columbia期のコンプリート・ボックス“Take A Look: Aretha Franklin Complete On Columbia”が3月に発売される予定。未発表曲集“A Bit Of Soul”やピアノの弾き語りでパフォーマンスしたライブ映像“64! Live on The Steve Allen Show”などCD11枚+DVD1枚という大ボリュームのまさに‘コンプリート’な内容のようだ。(s)
ニュース提供:bmr.jp
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