(02/23)
動物愛護団体PETAの「Ink Not Mink」キャンペーンに抜擢され、そのミスマッチとも言える意外性が話題になったばかりの新鋭ラッパー、ワカ・フロッカ・フレイム(Waka Flocka Flame)がツアーバスを銃撃された事件で無事に犯人が全員逮捕されたことが明らかになった。
銃撃事件が起こったのは、皮肉にも新作ミックステープ“Salute Me Or Shoot Me 3”(俺に敬意を示さないなら俺を撃てよ)の発表とほぼ同じタイミングの先週16日。ワカ・フロッカ・フレイム一行のツアーバスが、滞在先のノースカロライナ州シャーロットでカー用品店を訪れたところ、駐車場で近づいてきた2台の車から出てきた男性6人からいきなり銃撃を受けたという。犯人の中には、ワカ・フロッカの警備員が正当防衛で発砲した銃弾が肩にあたった者もいたとのことだが、幸いワカ・フロッカ側に負傷者はなかった。
事件直後にはすぐに警官隊が現場に駆け付けており、逃げ去った犯人達は19日に全員逮捕されたとのこと。犯人グループはみな20代前半の若者で、その中のひとりは犯行の14時間前に交通違反で捕まり、解放されたばかりの者もいたという。「ワカ・フロッカにデモテープを渡すつもりだった」と無罪を主張する一幕もあったようだが、犯人グループは共謀による強盗、武器携帯強盗のふたつの重罪並びに有人施設への発砲罪に問われることとなり、今週から裁判が始まっている模様。その後の調べで、犯人グループの目的は、ワカ・フロッカの120万ドル(約1億円)相当のネックレスの強奪だったことも明らかになっている。
一方、銃撃されるという目に遭ったワカ・フロッカ一行だが、週末にかけてロサンゼルスで大々的に開催されたNBAオールスター戦の関連イベントに顔を出しており、事件などどこ吹く風の様子。また、年内のリリース予定でセカンドアルバム“Triple F Life: Friends, Fans, & Family”の制作も進めているとのこと。(t)
ニュース提供：bmr.jp
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