(02/25)
サーラー(Sa-Ra Creative Partners)などと同時期に注目を集め独特のエレクトリック・ファンクを展開している2人組、J・デイヴィ(J*DaVeY)が無料のEP3作の連続リリースを開始した。
女性ボーカリストのジャック・デイヴィ(Miss Jack Davey)と、プロダクションを担当するブルック・ドリュー(Brook D'Leau)の2人は、ここ数年、そのきらびやかだが粘り気のあるプロダクションと、ジャックのキュートな歌声で人気を集めているロサンジェルスのデュオ。ジャックは自らモデルを務めるアパレルライン、Lady TrippeRなども展開。プリンス(Prince)に気に入られて彼のコンサートの前座を務めた経緯もあって2008年にはWarnerとメジャー契約を果たすも、リリースは実現せず、インディでの活動を続けている。
そのJ・デイヴィが今週に入ってEP“Evil Christian Cop: The Great Mistapes"を公開。ロック曲にも関わらずクラブ・クラシックとしてもおなじみのニルヴァーナ(Nirvana)“Smells Like Teen's Spirit”のカバーや、日本でもCMでおなじみの“Tom's Diner”のフレーズが飛び出す“Quicksand”など、充実した内容の5曲を収録している。音源配布/販売サービスのBandcampで今月21日から公開がスタートしており、無料でダウンロードできるこのEPは、23日には同サービスの1日の許容ダウンロード数上限に達するという人気ぶりを見せている。
ふたりは3月から4月にかけて、同郷で注目のラッパー/プロデューサーであるブルー(Blu)と共にライブツアーThe New World Culture Tourを行い、一大音楽フェスSXSWなどにも出演するとのこと。
ニュース提供：bmr.jp
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